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     仮立舎 コンテンツ案内


 自称・「真宗大谷派の一門の超ミニ出版社」の仮立舎は、創立平成06年(1994)01月の怠惰な出版社で、当舎へのご注文は、リアル書店・Web書店を経由してでは不可能で、読者と当舎との直接
の取引になります。ご了承ください。         

仮立舎コンテンツ案内(ここです)   
『教行信証』全文拝読 悪人をたのむ  廣瀬 惺先生推薦文
卜部哲次郎・鐵心和尚集

悪弟子の命脈  編集者後記

斎の舞へ  品切れ増刷未定 熱情 悪世に逆流す 推薦文
斎の舞へ ブックレビュー 南無唯除仏 品切れ増刷未定 電子化計画中

鳩摩羅什尊像

 
                 
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当のホームページは、東本願寺版『真宗聖典』をお読みになっている方々を、対象としています。
一般の人を「教化しよう」などという気は、さらさらありません。




『顕浄土真実教行証文類 全文拝読』
     
 税前価格 4,000円

   
拝読担当  河村一広師(真宗大谷派僧侶)
    CD-ROM 編集・製作 大竹功



  CDトールケース入り


 『教行信証』の全文拝読の録音の需要がどれほどあるのかは、私には推測することも出来ませんが、しかし世の中に、このような出版物に何らかの意義を感じる人がいるかもしれません。かような怪しげな企画に、「拝読者」として応じてくださった河村師に、ここで改めて御礼申し上げます。私自身としては、「もう読むのが難儀」と感じる時に、この録音があれば、いささかの精神安定剤になるかもしれないし、もし眠れぬ夜があるならば、聞こえるぎりぎりの音量で布団の中で聞いてみたいと思います。それって、贅沢すぎでしょうか……。
 それにしても、教・行・信・証・真仏土・化身土それぞれの巻において、「総序」の持つ意義を明らかにしようとした宗祖親鸞の意図は、計り知れません。もしかしたら、親鸞自身でも「総序」を開き切れず後世に託した、そういう雰囲気を、私は文中に感じます。
 私ども親鸞に学ぶ者は、「七高僧の仏教」と「親鸞の浄土真宗」とにおける「伝統」だけでなく、特に「断絶」ということに、もっと注意を向けるべきでないでしょうか。
 「浄邦縁熟して、調達、闍世をして逆害を興ぜしむ」「世雄の悲、正しく逆謗闡提を恵まんと欲す」──親鸞は私に、「現実から目を背けるな!」と教え続けているのだと感じています。                          (大竹功記)

 

もう少し詳しいご案内は、こちらをどうぞ。


 『卜部哲次郎・鐵心和尚集』 税前価格 3,500円

   
卜部哲次郎著 並びに、大竹 功編著

 

      (こんな面構えです)


 ああ、この本の読者対象は、『真宗聖典』を持っている人に限定しません。アナキストであろうがダダイストであろうが、自分の人生に「この野郎!」と思う人には、お勧めします。

 全国各地に、ひっそりと「卜哲」に関心を持っている人がいるだろうと思う。しかしながら断片的にしか読むことが出来ない彼の作品という状況に不満を持っていた人は多いのかも知れない。これまでは4つの方法で「卜哲」の作品に触れることが出来た。
 1に、「第3次」と通称される雑誌『虚無思想研究』に「卜哲」の作品が
掲載されていた。
 2に、土佐出版で完全復刻された
『虚無思想研究』で読む。
 3に、尾張一宮の妙興寺・河野宗寛の私家版『銕心和尚詩鈔』
が古書界でわずかに流通しているので、「鐵心和尚」の漢詩を読む。
 4に、やはり古書店で流通する「星光書院」や「蝸牛舎」の『虚無思想研究』で読む。
ということくらいしかなかったであろう。
 今回の『卜部哲次郎・鐵心和尚集』に於ては、私に入手出来た作品のコピーを通して、117の作品を収録した。また信書も51得ることで、これまでになく「卜哲像」が明確になってくるのではないかと思う。
 「辻潤の高弟」と自称してはいたが、辻潤の周辺にいた人物で単行本作品とか評伝があったのは誰かと見てみるならば、宮嶋には単行本も著作集も出ていた。おキヨさんには評伝が出ていた。高橋新吉は言うまでもない。岡本潤には単行本がある。秋山清、野溝七生、平野威馬雄、著作多し高漢容に至っては、最近になって評伝が出て(いる。(百瀬晋や川口K介には、著作があったのかどうかは知らない。彼らは私の関心に入ってこなかった。まして、非常に気にはなるが小野賢太郎は、残されたものが何もない)
 卜哲に関しては、『銕心和尚詩鈔』がたまに古書店に出るがすぐ消える。欲しい人がいるのだろう。私も欲しい時があったが、高くて手が出なかった。そういうことを通してみるならば、「卜部哲次郎」の作品に触れることは本当は困難だったのだろうと思う。

 で、この本は、そういう欲求不満の諸氏に、おおかたは満足いただけるだけの作品数があると思うので、関心ある方は、書店で注文して購入して欲しい。その際に、発行所名は「地方小扱い 仮立舎」ということを必ずお願いしたい。わが仮立舎は、「トーハン」「日販」などの取次には相手にされない規模なので、必然的に問屋は「小者出版社」を扱う所になってくる。イヤ、こういう取次は世の中に不可欠な機関なのだ。それで、この本を購読したい人は、
  発行所 地方小扱い 仮立舎 
  書 名 卜部哲次郎・鐵心和尚集  税前価格3,500円
を、書店に正確に伝えていただきたい。少部数しか出せない非力な出版社であるから、増刷を期待することが難しいということを、心苦しくも申し上げる次第である。

 もう少し詳しくは、『卜部哲次郎・鐵心和尚集』のページへどうぞ。

応援現る!  三月書房様    カトウジン様 

この人も広い意味で応援なのかな。三馬漱太郎サン。第四十七話。でもホームページに掲載される場合は、出典明示すべきと思うけどねえ。

                 

 『斎の舞へ』 
清水宣明・甲野善紀 共著  
          品切れ 増刷予定、今のところ未定
しかしながら、流通在庫として地方・小出版流通センターにいくらかはあるようです。
ご注文可能と思います

   ●国立大学法人C大学大学院工学研究科の前期博士課程選抜入試に、この本からの出題がありました。
 
        
 
『南無唯除仏』 大島義男著  品切れ増刷予定なし。但し、電子ブック化を検討中
    第十八願の「唯除五逆誹謗正法」に関する、希有なる書物。
    「機」に関心のある人には必読と思います。


      仮立舎®  代 表  大竹 功 
            補佐人  丹生 重人(平成27年2月28日で退任)
             〒188-0003 東京都西東京市北原町1-6-9
         ®商号登記 平成06年01月13日

          URL   http://genoudou.server-shared.com 

         E-mail   mahavenu.2nd@gmail.com
            (当面の暫定アドレスです)
              
 keriusha@minos.ocn.ne.jp
            (本来のアドレスですが、不調につき休止中)

              

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